「愛」て何?
愛も色々あるけれど恋愛の愛とは?
例えば、付き合って結婚して。
この時当然、「愛してる」という言葉を相手に掛ける方が多いでしょう。
では問題です。
二人は男女です。結婚して一年後(または付き合って一年後)、相手が性転換しました。
その相手をまだ愛し続け、唯一のパートナーとして生涯関係を続けていく自信はありますか?
あなたと相手は「生まれ変わっても一緒にいようね」と誓い合った仲だとします。
もしもあなたの答えが、「別れて他の人を探す」というものであったなら
愛とは何なのでしょうか。
異性として意識出来ない存在になったら恋愛が出来ないのだとしたら、
愛しているという言葉の信頼性はとても薄いものに感じられてしまいます。
出会った時の状態がお互いにとって魅力的でベストな状態だったとして、
その後相手が何らかの変化をした時、どんな変化であっても受け入れられるのか?
という命題について考えてみています。
性転換、犯罪、転職、事業の失敗、性格の変化、病気・・・。
きっと色々な変化があると思います。もともとLGBTというケースもあり
途中からそうなったという場合もあります。
永遠の愛は本当にあるのか?
というのがこの記事のテーマです。
私が変に思うのは次の事です。
相手が魅力的であるから好き、という条件付きの気持ちなのであれば
それは魅力的な異性(または同性であっても)が好きという事にならないでしょうか。
その人自身が好きなのであれば、
途中から相手が変わってしまっても愛せるはずです。
しかし、全てを乗り越えて
徐々に変わっていくお互いを受け入れている幸せそうな老夫婦は沢山いらっしゃいます。
そう考えると、「永遠の愛」は嘘で幻想にすぎないという、ひねくれた私の考えは間違いなのかも知れません。