輪廻について考えてみた
輪廻って何?
輪廻とは。。死んだ後、生まれ変わって、また違う何かとして再生する事。
そんな風に私は理解していますが、これは「仏教かなあ」と思っていました。
しかし、イスラム教やヒンドゥー教などでも輪廻転生の考え方はあるそうです。
人間に生まれ変わるのか、他の動物に生まれ変わるのか。
恐らく宗教によって、色々と細かな考え方があるのでしょう。
死んだら生まれ変わる。
そんな事が本当にあり得るのでしょうか?
死んだら生まれ変わるのか?
一つの命が終わると、あの世とやらに行き、また生まれ変わると言います。
私は全く信じていませんが、
「前世は何」などと言われると何となく信じてしまいそうになりますよね。
昔、「片足を失った侍」と診断された事があります。(笑)
左足を犬にかまれた跡があるからでしょうね。
この輪廻について、2・3か月前に考えていて、自分自身の結論は出ました。
こうです。
- 地球には物質が存在しているが、その質量は決まっている。
- 命が終わると、火葬や土葬、またはそのまま土に帰る。(※消滅はしない、と考えるのがポイント。気化するか、養分になるか。)
- 「生まれ変わる」とは、違う物質になり再生する事。
イメージとしては、また「新しい人生を歩むのかなあ。それもいいかなあ。」
というものが多いはず。
「また人に生まれ変わりたいなあ。虫は嫌だな。」とか、
「前世はエリザベス女王らしいよ!」など(笑)。
しかし現実は、命が終わった後は
気化するか、養分となって、物質(や空気中の成分)としては残ります。
これは確かにそうです。
そして、その現在の形とは姿を変えた物質は
何かの栄養になったり、誰かが吸い込んだり。
火葬なら、天に舞い上がった後で
雨の時に降って来たりするでしょう。
それが生まれ変わりです。
夢も希望もない話をすれば、それが実際の生まれ変わりだと
私は結論付けました。
宗教は信念や、生きる上での教えを兼ねているはずなので、
あの世とか、霊界、天国、地獄と色々と言いますが
実際は地球でしょう。
友人の父がこの世を去り、
今、とても残念な気持ちでいます。
生きる希望として、私達の救いになるのは「天国に召される」というものです。
それは確かにそうです。出来れば天国というものがあって欲しい。
ですが、輪廻は論理的に矛盾があり過ぎるので
仕方ないですね。
その矛盾とは…
天国へ行き、またなぜ戻る必要があるのか?
地獄へ落ちると地上へなかなか帰れない、とすれば地球で命の数が減ります。
※ちなみにあの世では虫もプランクトンも人間も同じ姿?(笑)
地球上に生まれ変わった命の数と、天国へ行った魂の数。天国へ行けば
当然地球上の命の数が減ります。
輪廻と天国地獄という考え方は矛盾します。
もしあるとしても、天国地獄と、輪廻はどちらか一方ではないだろうか。
- 無限に命は生まれ、天国地獄という世界へ昇華されていく。(天国地獄説)
- 同じ命が繰り返し使われて、数のつじつまを合わせている。(輪廻魂編)
- 他の命の養分となるので、大きな意味で新しい命となる。(輪廻物質編)
結局は、地球上の物質として違う形になる。
が正解でしょう。多分ね。
そうすれば、ずっと輪廻出来ますから。
一度きりの人生。大切に生きましょう。
本当に「今しかない」、と私は思います。
P.S.自殺なんて、もってものほか。絶対にありえない。
次は生き物にすらなれるか分かりません。
空気か、塵か。土か。
そういえば前世の記憶があるという人が時々出てきますが、
蟻(アリ)だった時の記憶というのも聞いた事ありませんね(笑)。
なぜ都合よく、人間だったと思えるのでしょうか。不思議です。